日本古来の障子や格子窓を使う住宅が増えています。
最近、「新居に和室を作るからユニークな障子を作ってくれないか?」「おしゃれな格子窓をしつらえたい」という依頼が増えています。
記憶をさかのぼると、私達も1980年代頃まで障子を作ることが多かったのですが、1990年代に入って洋室至上主義のようなトレンドが台頭したことで、私達も次第に障子や格子窓を作る機会が少なくなりました。
高級旅館やホテルの和室など、使われる空間は限られてきたなと感じていたものです。
ところが、ここ4~5年くらいで障子の注文が少しずつですが、また増えてきている印象があります。
おそらくですが、日本の文化が海外へ広まっていく過程で、日本独自の住宅造りにも再評価が高まってきているのだと思います。
たとえば、この格子窓、おしゃれですよね。家の玄関の印象がとても柔らかくなります。
こんな玄関、素敵だと思いません?
和洋折衷のリノベーションを施すと、あっという間におしゃれな空間の完成。
障子や格子窓の良いところは見た目の良さもそうですが、「機能美に優れていること」です。
使用される和紙は透過率が40~50%程度で、太陽光がまぶしくない程度に適度に取り入れてくれ、室内に均一の光を届けてくれます。
除湿にも優れており、夏は湿度を吸収し、冬は加湿環境を保護してくれます。
また、障子扉をしつらえると、部屋を自由に大きくも小さくも作り替えることが可能です。
改めて、これら障子の持つ機能美に注目が集まっていることも、ご注文が増えている理由の一つなのかなと考えています。
有限会社三谷は、これら障子や格子窓を作り続けて70年、さまざまなご要望にお応えできます。
ぜひ、自分だけの障子扉や格子窓を作りたいという方は、気軽にご相談ください。